ビジネスライフや生活スタイルの変化による幅広いニーズに応えるために、ファッション業界ではジャージーを使用したアイテムが増え人気を集めています。
スーツ業界でも同様に様々なブランドがジャージースーツの販売を開始する中、Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)も独自のこだわりを持ってジャージー素材のアイテムをご提案しています。
主にスーツに用いられるウールの織物に比べ、編み物であるジャージーの特徴はソフトな肌触りとシワになりにくい点。
昨今の「スーツを着なくてもいいんだよね..」な人たちから注目を集めるジャージースーツについて、詳しく解説していきます。
▷CLOTHOのジャージースーツ
Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)では、【ビジネスをメインとしたジャージー素材のセットアップ】として、ジャージースーツのオーダーを取り扱っています。
オフィス出社が減り、テレワークが日常化するとともに仕事をする場所も人それぞれに。
お客様からも、家ではなく外出をしてカフェやテレキューブなどを利用しているとの声を多く聞きます。
そうした中で増えているのが、外でテレワークを行うための【ビジネスワンマイルコーディネート】。
それを叶えるのが、【ビジネスをメインとしたジャージー素材のセットアップ】。
お客様のビジネスライフをより良いものにするべく、ジャージーという素材をGinza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)のフィルターを通して新しく解釈しました。
ジャージースーツをセットアップとしてワードローブへ追加することで、ジャケットやパンツでの単品使いはもちろん、その他のスーツやシャツとのコーディネートに幅と奥行きをもたらします。
昨年リリースしたChillシリーズと組み合わせることで、ジャージー素材のアイテムも違和感なくワードローブに取り入れていただけます。
さらに、新しくリリースするジャージー素材は厳選を重ねた良質なジャージー素材。
着こなしが増えるだけでなく、普段のワンマイルコーデをランクアップさせるアイテムがCLOTHOのジャージースーツです。
▷ジャージー素材とは
ジャージーと言っても、素材の混率は様々です。
では、何をもってジャージーというのか。
諸説ありますが、ジャージーとは元々イギリスにあるジャージー島で作られていたセーターを指します。
今では、ジャージー編み(メリヤス編み)のニット生地を総称して使われる言葉となりました。
主にユニフォームに用いられ、スポーツシーンで活躍してきた素材です。
また、編む素材によっても呼び名が異なります。
ポリエステルを使用したジャージー編み(メリヤス編み)は、ジャージ。
綿を使用したジャージー編み(メリヤス編み)は、スウェット。
などなど。
スポーツウェアに用いられていただけに、ジャージー最大の魅力は快適性です。
ですが、ジャージーの品質次第ではこんなデメリットも。
織物のようなハリやコシが無いので、保形性が弱い仕上がり品が多く存在します。特に、伸縮性の低い粗悪なジャージーは縦にも横にも伸びっぱなし。一度伸びると戻らないため、洋服が本来の形を保てず凸凹の状態になってしまいます。
洗えば縮みすぎるなど、他にも様々な難点があり、素材を熟知していないと扱いの難しい素材がジャージーです。
これらの問題に出会わないためにどうすればよいか。
最も簡単な方法は、上質なジャージーを使用した洋服を選ぶことです。
▷上質なジャージーとは何か
上質なジャージーとは何か。
光沢があるもの?天然素材100%?有名ブランドが販売しているもの?ジャージー専門店のもの?
我々の考える上質なジャージーとは、伸縮性が安定しているものです。
CLOTHOでは、"Ermenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニア"のジャージー専門レーベル"dondi jersey/ドンディ・ジャージー"を中心に生地を選定しています。
"DONDI/ドンディ"は1970年に創業したジャージー専門生地メーカー。品質の高さが評価され、トップメゾンからも愛用されています。
2019年に"Zegna/ゼニア"の傘下に入って以降、最高級のウール素材を使用した「最高級のジャージー素材」を開発しています。
そうして生まれたのが"dondi jersey/ドンディ・ジャージー"。
柔らかく、しっとりとした生地の風合いに加えて、品質の高さが真に最高級。
編みあがった生地を使用した縫製テストを日本国内の縫製工場でも行っているという徹底ぶりです。
縫製テストを行うこと自体が珍しい中で、日本国内でも実施に至るというこだわりに驚きです。
イタリアのように雨が少ない地中海性気候や、湿度の低いイギリスでは洋服に欠陥が出づらいのはあたりまえ。
世界的に見ても湿気が多い日本。その湿気に配慮されたジャージー生地というのは意外と少ないものです。
経験がある方も多いのではないでしょうか。
会社のカジュアルデー用に...
仕事柄スーツでなくてもいいし...
流行り物を試しに...
そんな思いから既製品のジャージーアイテムを購入。
伸びるしストレス感もなくて快適な着心地に脱帽!
しかし、
クリーニングや家庭での洗濯ですごく縮んでしまった...
ハンガーに掛けていたら伸びて長くなった...
伸びた部分が元に戻らず、肘や膝がポッコリしてる...
残念ながら、これでは上質なジャージーとは言えません。
洋服としての高いクオリティを保つのは、上質な素材と仕立て。
お客様にこのような思いをしていただかないよう、CLOTHOでは上質なジャージースーツをご提案しています。
▷ワードローブの1つとして
【ON/OFF両用!...そんなのムリです。】
いいえ、その方のライフスタイル次第では可能です。
ONとはいえ、社内業務が中心で服装規定も厳しくないのであれば、ジャージースーツをカッチリした服装として使うのもアリだと思います。
OFFでは、気兼ねしない友人との予定や彼女と少し背伸びをしたディナーなど、ジャージースーツの出番は人それぞれ。
セットアップではなく、パンツやジャケットでコーディネートを考えればさらに着こなしの幅が広がります。
ただし、ビジネスシーンでの初対面はジャージーよりもスーツの方が好印象を得られる場面が多いと思います。
あくまでもジャージースーツはリラックスウェアです。
ビジネススーツの代わりにはなり得ません。
もちろん、ビジネスライフは快適な方が仕事の効率も上がって一石二鳥。それに、誰にでも楽をしたいシーンは必ず存在します。
そんな時に、心と体をリラックスさせるワードローブの1つとしてジャージースーツをおすすめします。
例えば、休日だけどビジネス相手と会う、社内業務の日、ドレスコードのある食事など、スーツでは固すぎるシーンや手早くスタイルを決めたい時にはジャージーアイテムのセットアップで決まりです。
▷ワンランク上のジャージースーツを
ただトレンドに合わせただけのジャージースーツではありません。
上質な素材を使用しているだけでもありません。
スーツを熟知しているからこそ、ワンランク上のジャージースーツを。
仕立てには副資材(天然の毛芯)を使用することで、テーラードの形は保ちつつ、重くなりすぎない絶妙なバランスに。
ウールのスーツとは異なる毛芯を使用するなど、チープに見えがちなジャージーを見栄えのするワンランク上のアイテムとしてお作りしています。
Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)のジャージーアイテムはジャケットやパンツ、シャツまで幅広く、豊富な生地のコレクションから選りすぐりの素材でオーダーしていただけます。
「ジャージーが伸びる分、いつもより少しタイトに」なんてよくあるご提案だけではなく、「落ち感のないジャージーだからこそ、ややゆったりとしたカジュアルテイストに」、お客様のライフスタイルに合わせたオーダーを実現します。
店頭ではジャージースーツの仕上がり品もご覧いただけます。
ぜひ手に取り、そのこだわりを体感してみてください。
Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)
価格:スーツ¥77,000~
ジャケット¥49,500~
ベスト¥38,500~
パンツ¥33,000~
表地:約10,000種類
納期:ご注文から約4週間~
〒104-0061
東京都中央区銀座5-5-16 銀座テーラービルディング4F
TEL 03-6264-5592 MAIL clotho@gintei.com
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