前回はそれぞれのスーツの中身の部分をご説明しましたが、他社スーツとCLOTHOのオーダースーツは外見ももちろん違います。
写真の左は他社の既成スーツ、右がCLOTHOのオーダースーツです。
私が既成スーツ店で体型に近いサイズを希望し提案いただいたもので、実際に購入して着比べてみました。
ポイント毎に違いを比較していきたいと思います。
まずは上半身のシルエットから。広い肩幅に対してウエストの細い私のような体型では、どうしてもブカブカのスーツを着てしまい、野暮ったく見えてしまいます。
肩幅は少し内側にいれてコンパクトに、胴・腰回りを適度にシェイプすることでシャープな印象に仕上がりました。
横からの姿です。
実寸に対して肩幅をやや小さくしているため、肩回りと腕周りがすっきりしているのが分かります。また、胴回りを絞る際に背中側の生地巾のみを削ることで背中に吸い付くシルエットと立体感を生み出す作りに。
私のようにお尻の形が平らな人は太腿の付け根にクシャとした生地の余りが生じます。
そこはフィッター(採寸士)の腕の見せ所で、体型の見極めと補正により綺麗なシルエットに仕上げます。
ジャケットのヒップ周りもCLOTHOのオーダースーツは綺麗に収まっているのが分かるかと思います。
また、学生時代にスポーツをしていたこともあってかふくらはぎがしっかりしているため、あまり細すぎるシルエットではなく、お尻から裾先まで真っ直ぐなラインが出るよう仕立てました。
袖丈は時計が見える長さに調整。
既成スーツで袖丈がピッタリという方は少ないと思います。このあたりは好みも様々ですが、個人的には袖丈が長くて口巾が広いとスマートには見えません。
たった1㎝でも見え方は大きく違うのでジャケット丈とのバランスを鑑みながら、多少シャツ袖が見えるくらいの長さがカッコイイのではないでしょうか。
ちなみにチャコールグレーのスリーピースで仕立てました。
中にベストを着るだけで貫録のある装いに。少し長めなベストの丈に5つボタンが高貴でエレガント雰囲気を醸すこだわりポイントです。
暖かい日中や夏場はジャケットを置いてベストスタイルで仕事に向かうのも大人らしくてスマートですね。
今回は胸元をすっきりと見せるためにラペルは付けていませんが、襟付きのベストも重厚感があっておすすめです。
ネクタイはCLOTHOオリジナル。こちらもクラフトマンシップの溢れる至高の逸品です。
自分の姿は鏡や写真でないと確認できませんが、周囲からの見た目はここまで大きく変わります。
CLOTHOのオーダースーツはあくまでもオリジナル。
それはお客様にとってもオリジナルの1着ということ。
人にどう見られたいのか、どういう印象を与えたいのか、自分の理想像など、何でもご相談下さい。
せっかくのオーダースーツは技術と信頼のあるGinza Tailor CLOTHOでお仕立てされるのをおすすめいたします。
Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)
価格:スーツ¥77,000~
ジャケット¥44,000~
ベスト¥37,750~
パンツ¥33,000~
表地:約10,000種類
納期:ご注文から約4週間~
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