新郎衣装のタキシードをご注文いただく中で、せっかくならシャツも…とウェディングシャツのオーダーをご検討されるお客様が多くいらっしゃいます。
そこでご相談いただくのが、ウェディングシャツは何が正解なのか?普通のシャツとの違いは?という部分。
そこで今回は、ウェディングシャツの仕様や普通のシャツとの違いをご紹介します。
よく分からないから貸衣装でいいか…という方も、デザインの違いを知るだけで意外と面白いので、ぜひご覧いただければと思います。
CLOTHOのオーダーシャツは\14,000~ご注文いただけます。
ページの最下部でウェディングシャツにおすすめの生地と価格をご紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。
ウイングカラー(立ち襟)
新郎衣装のシャツで1番イメージされるのがウイングカラー(立ち襟)ではないでしょうか。元々、格式の高い場ではできる限り肌を露出しないように喉元までシャツ生地を沿わせたのが原型といわれています。
燕尾服を着る際はウイングカラーが基本ですが、タキシードの場合は通常のシャツ衿でも良しとされています。
最近では、ルールに乗っ取ってというよりも、よりフォーマルらしく見えるようにウイングカラーを選ぶ方が多い印象です。
→リメイク
また、CLOTHOでウイングカラーのシャツを仕立てていただいた場合はリメイクが可能という点も選ばれる理由の1つです。
挙式後は通常のシャツ衿にお直しができるので、「せっかくなら…」とウイングカラーでのご注文を多くいただいています。
▷リメイク \5,500-
比翼
こちらもウェディング用のシャツデザインの定番である比翼。
シャツのフロントボタンを生地で覆い被せて隠すような仕様です。そもそも、シャツ=下着という位置づけだったので、格式の高い場で下着のボタンを見せるのは恥ずかしいことだという考えから、このような仕様が生まれたそうです。
見た目もスマートで気品を感じさせるデザインなので、新郎のタキシード姿をより格好よくするなら必須の仕様です。
▷比翼 \2,200-
ピンタック(プリーツ)
ご友人や親族の結婚式に参列した際、あのシャツどういうデザイン?と気になった方もいるかと思います。
ピンタックというデザインで、胸の部分にプリーツが入っています。本来、プリーツ部分はシャツと別の生地を使用し、下着と同様であるシャツができるだけ見えないようにするための仕様です。カマーバンドなどで隠れる部分にプリーツが入っていないのはそのためです。
現在はそのような認識は薄れていますが、ドレッシーなデザインということもあり、ウエディング用の基本デザインとして広く知られています。
▷ピンタック \13,200-
カフリンクス&スタッズ
比翼仕様でご説明した通り、シャツのボタンは見えない方がドレッシーであるという考えの基、ウェディングシャツではカフリンクスとスタッズを用いるのが正式な装いとされます。
ボタンの代わりにオニキスの装飾が見え隠れした方が高級感もあり、フォーマルという形式の中にありながらも少しのこなれ感を演出できます。
カジュアルライクな挙式であれば、鮮やかなカラーのカフリンクスやスタッズで遊び心を演出できるのもこだわりポイントとして楽しんでいただけます。
ダブルカフス
袖口を折り返し、厚みを持たせるデザイン。カフリンクスを使用する場合はダブルカフスにするか、折り返しのない通常のシングルカフスにするか悩むことになります。
どちらが正式というのはありませんが、ダブルカフスの方が重厚感もあり、ちゃんとしている感が伝わるように感じます。
ウェディングシャツのデザインにはそれぞれのルーツや意味がありますが、すべてを備えていなければならないということではありません。
どのくらいフォーマルな装いにするか、自分らしさをどう表現するか、式場や参列者との関係性などなど、様々な点を考慮しながらお二人でご相談いただければと思います。
ウェディングシャツにおすすめの生地
無地・ブロードシャツ
光沢感があり、華やかな場にふさわしい生地。フォーマルシーンにはまず間違いのない1着がお作りいただけます。
フォーマルな装いにはスタンダードに白無地が正解です。綿100%なので程よく光沢もあり、柔らかい着心地なので新郎ワークを快適にこなせます。ウェディングシャツの1番人気こちらです。
綿100% \16,000-
MONTI
イタリアのシャツ生地メーカーMONTI/モンティの特徴は何といっても綺麗な光沢。ツヤが綺麗であればあるほどフォーマルでラグジュアリーに近づくウェディングシャツにはうってつけのコレクションです。
綿100% \27,700-
織柄
そこまでフォーマルにこだわらなくても…という方には細かい織柄の生地がおすすめ。
衿も通常の開きにして比翼仕様でプリーツはなし、最低限のフォーマル度は保ちつつも上品な洒落感を残す今風ウェディングシャツです。
綿100% \16,000~
TOMAS MAISON \32,500-
デニム生地
カジュアルウェディングで装いに遊び心が欲しい方はデニム地がおすすめ。
薄手のデニム地で仕立てるシャツは柔らかくて意外と快適な着心地に。心配な色落ちも着用頻度の少ないウェディングシャツなら気にする必要ありません。
デザインはフォーマル仕様でギャップを楽しみつつ、タキシードもデニム素材でオーダーすれば、あなただけの特別な1着になります。
デニム生地 \20,000~
ブライダル衣装のオーダーをご検討の方々は何度も下見を重ねてご注文されるケースがほとんどです。
蝶ネクタイやカマーバンドの選び方など、細かな点も含めてお気軽にご相談くださいませ。
Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)
価格:スーツ¥96,000~
ジャケット¥66,000~
ベスト¥44,000~
パンツ¥44,000~
生地:約10,000種類
納期:ご注文から約4週間~
〒104-0061
東京都中央区銀座5-5-16 銀座テーラービルディング4F
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