デニムスーツオーダーが増えている今、様々なご要望にお応えできるようにその種類も幅広く揃えています。
今回はそんなデニム生地を種類ごとにまとめ、仕立てた際の着心地やおすすめの着こなし方などをレコメンドしていきたいと思います!
■デニムスーツに使う生地とジーンズ生地の違いをチェック!
デニム生地は「オンス(oz)」という単位で種類分けされています。
オンスは1㎡あたりの生地の重さを表しており、この数字が高いほどハードで厚みのある重い生地になっていきます。
一般的なデニム製品やジーンズで使用されることが多いのは、10~14ozまでのレギュラーオンスや15oz以上のヘビーオンスの生地。
対してデニムスーツには9oz以下のライトオンスの生地を使うことが多いのです。
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レギュラーオンスのデニム(上)とライトオンスのデニム(下)。質感の違いが一目で分かります。
カジュアルで砕けたイメージの強いデニムですが、通常のデニム生地より薄くて柔らかい生地でスーツやスラックスを仕立てることで一気にエレガントな印象になるのです!
私服のセットアップとしてはもちろん、オフィスカジュアルスタイルやレストランディナーなど幅広く着ていただけます。
ではここから、デニムスーツ用の生地をさらに細かく掘り下げてみましょう!
■どっしりとした着心地!「8~10ozデニム」
デニムスーツ用のラインナップの中では比較的ヘビーな生地たち。
しっかりとしたハリがあり着心地はやや重めですが、シルエットの安定感は抜群です!
コットン100%で強度が高く、自然な経年変化も楽しめます。
着用を重ねるごとに少しずつ馴染んでいくので、「デニムを育てる」というツウな楽しみ方もできるのが魅力的です。
9ozのデニムで仕立てたCLOTHOスタッフのスーツ。貫録のあるデザインが生地ともマッチしています!
■ソフトで軽い!カジュアル感強めの「6~7ozデニム」
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もっとライトに気軽にデニムスーツを着たい!という方におすすめなのが7oz以下の生地。
厚手シャツくらいの生地感で、柔らかく心地良い風合いを楽しめます。
着ると少しクタッとした質感になるので、カジュアルな着こなしがよく似合います。
6ozデニムで仕立てたCLOTHOスタッフのスーツ。ストレッチ性はありませんがソフトな着心地で、程よく動きやすさもあります。
■動きやすさがポイント!「ストレッチデニム」
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ライトオンスの生地を使うとはいえ、ウールのスーツに比べると硬くて重いのがデニムスーツ。
伸縮性のあるストレッチデニムなら動きやすくラクな着心地を楽しめます。
タイトなシルエットに仕立てても生地が伸びるので、運動量を確保してくれるのです。
ストレッチデニムで仕立てたCLOTHOスタッフのスーツ。仕事柄お客様の採寸補正の際にかがんだりしゃがんだりすることが多いのですが、そんな動作もストレスなく行えます!
■個性際立つ華やかさ!「カラーデニム」
ネイビー・ブルー・ブラック・チャコールなどなど…定番の色はもちろん、COTTON FESのために色々なカラーデニムも集めました。
ブラウンやボルドーはカジュアルシーンでも着やすく、素材も相まって個性が際立ちます。
華やかなカラーは結婚式のタキシードやブライダルスーツにもおすすめです!
■独特の素材感を味わえる「リネンデニム」
通常のデニムはコットン素材。
リネンが混ざると、ザラザラとした麻素材特有の肌触りとパリッとしたハリが生まれます。
「ちょっと変わったデニムが欲しい」という方にぜひ見ていただきたい生地です!
ただし、10ozなどの厚い生地はジャケットにするとかなりハードな着心地になるので、スラックス単体のオーダーがおすすめかもしれません。
さて今回はデニムスーツの生地を詳しくレコメンドしてきました。
〈COTTON FES〉では、ここでご紹介したデニム以外にもチノクロスやオックスフォードなどのコットン生地が揃っています!
ビジネススタイルが緩和されてきた今、オンオフ問わず色々な着こなしが楽しめるデニムスーツをワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)
価格:スーツ¥77,000~
ジャケット¥44,000~
ベスト¥37,750~
パンツ¥33,000~
表地:約10,000種類
納期:ご注文から約4週間~
〒104-0061
東京都中央区銀座5-5-16 銀座テーラービルディング4F
TEL 03-6264-5592 MAIL clotho@gintei.com
ONLINE SHOP https://ginzatailorshop.com/