職人技で復活!お直しスーツ

NEWS
2019.08.12

 

今回は、ジャケットに誤って飲み物をこぼしてしまい、その後水をかけて対処され、裏地が縮んでしまったスーツのお直しのご紹介です。

 

直し前のスーツ

 

こちらがお持ち込みいただいたオーダースーツのお直し前の状態です。

水に濡れた裾のあたりがヨレヨレになってしまっているのと、良く着用されている様子で全体的に少しシワが目立つ状態です。

 

直し前のスーツ

 

一度濡れて乾いた時、表地と裏地の縮率が違うので、裏地が縮んでしまい、糸が引っ張られたような状態になっています。

こちらは一度裏地を全て外し、縫い直しを行います。

 

直し前のスーツ

 

表地と裏地の縫い目部分、横からのアップです。

裏地が縮み、糸が引っ張られているのがよく見えます。

 

 


 

 

直し後のスーツ

 

職人が手縫いで縫い直し、裏地と表地をそれぞれ丁寧にプレスし、綺麗な状態に戻りました。

 

 


 

直し前のパンツ

 

【パンツ】BEFORE

 

 

ご一緒にお持ち込みいただいたスラックスです。

こちらも丁寧にプレスを行い、気になる箇所のお直しをご提案しました。

 

直し前のパンツ

 

後左ポケットのボタン付け直しと、右ポケット端のほつれ、破れている箇所をお直ししていきます。

 


 

 

直し前のパンツ

 

ポケットによくお財布などの物をいれてご使用されており、ボタンがいつの間にか無くなってしまったとのこと。

 

直し後のパンツ

 

後左ポケットに新しいボタンが付きました。

元々のボタンに近い物をお探ししたり、新たに別のボタンを選んでいただくこともできます。

 


 

 

直し前のパンツ

 

後の右側のポケットは何かに引っ掛けたようにポケットの端が裂けてしまっています。

 

直し後のパンツ

 

ポケットの端をミシンでたたき、お直しをいたしました。

補強を兼ねた修理方法なので、同じような破れが発生しにくい仕上がりにしています。

 


 

 

直し後のスーツ

 

リフォームの仕上げにスーツ全体にプレスをかけて、完成です!

生まれ変わったように綺麗になりました。

弊社では、出来る限り仕立てたばかりのスーツに近づけるように丁寧に作業を施しています

 

直し後のパンツ

 

パンツもお直しが終わり、足の形に沿うように職人がプレスをかけてシルエットを整えます。

とても綺麗な状態に戻りました。

 

職人の手作業によるお直しなので、お客様のご要望やご着用の予定に合わせて柔軟にご対応いたします。

些細なお直しもお気軽にご相談下さい。

 

プレスをする職人

 

≪職人によるプレス掛けがおすすめ≫

 

当ビルの8Fに自社のアトリエがございます。

アトリエにて、職人による丁寧なプレス掛けをいたします。

Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)でお仕立ていただいたオーダースーツは¥1,100-にてプレスを承ります。

他社製のスーツも¥1,650-で承りますので、どうぞお気軽にお持ち込みくださいませ。

 

今回ご紹介したケースのように職人技で復元させ、リフォームを施しながら、大切なスーツをさらに長く着続けることが出来ます。

皆様も特別な一着に汚れが付いてしまった、破けてしまったなど、お直しやリフォームでお困りの際は、是非当店にお持ち込みください。

GINZA TAILORの技術で、オーダースーツを甦らせるお手伝いをさせていただきます。

 

 

Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)

価格:スーツ¥77,000~

   ジャケット¥44,000~

   ベスト¥37,750~

   パンツ¥33,000~

表地:約10,000種類

納期:ご注文から約4週間~

 

〒104-0061

東京都中央区銀座5-5-16 銀座テーラービルディング4F

TEL 03-6264-5592 MAIL clotho@gintei.com

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