シミ汚れにも強い!「撥水生地」ってどんな生地?

FABRIC
2020.06.03

 

2020年も半分が過ぎ、6月になりました。

そう、梅雨シーズンの到来です!

 

毎日スーツを着るビジネスマンにとって、雨の日は悩ましいもの。

ビシッとした綺麗なスーツでも、水シミが出来てしまっては格好が付きませんよね。

更に、ウールの生地は水に濡れたままにしていると、変色や型崩れを引き起こしてスーツの劣化に繋がってしまいます。

 

 

そこでオススメなのが、撥水生地でのスーツのお仕立てです!

 

スーツの生地のサンプル

 

撥水の生地とは…文字通り、撥水加工を施した生地のこと。

市販のスプレーなどもありますが、スプレーのかけ方によっては、撥水性にムラが出たり撥水効果が持続しなかったりとなかなか高い効果は期待できないものです。

 

では、生地自体に撥水加工を施したものはどのくらいの効果を発揮してくれるのでしょうか?

撥水の生地とそうでない普通の生地に、実際に水をかけて比べてみました!

 

撥水生地と通常生地の比較

 

写真の左側が撥水の生地、右側が通常の生地です。

どちらも水をはじいているように見えますが、撥水生地の方は水滴が球体になっていて、生地への接地面がかなり狭いことが伺えます。

 

撥水生地と通常生地の比較

 

角度を変えると分かりやすいですね!

右の通常のスーツ地は水滴が潰れて、生地の表面にペターッとくっついてしまっています。

 

 

次に、生地についた水を手で払ってみると…

 

撥水生地と通常生地の比較

 

その差は一目瞭然!!

通常のスーツ地は水がベチャッと広がり、生地に水が染み込んでしまっています。

 

対して撥水生地は、手で払っただけでこの綺麗さ!まさに梅雨の時期にぴったりのスーツ生地と言えます。

 

さらにこの特性は、雨の日以外でも嬉しい効果を発揮してくれます!

 

それは…液状の汚れに強い!ということ。

水分や油分を弾いてくれるので、シミになると厄介なワインや醤油などの汚れも防いでくれるのです!!

 

雨の日に限らず、会食や飲み会のある日は、撥水生地で仕立てたスーツをぜひ着てみてください。

多少の零れならおしぼりや紙ナプキンで拭き取るだけでOK。シミ汚れに憂鬱になる瞬間が減りますよ!

 

 

この防水性・防汚性を可能にしているのが、「ナノ加工」「ナノ・フィニッシュ」と呼ばれる加工方法。

 

生地の表面をコーティングするのではなく、糸の繊維自体にナノレベルで撥水剤を浸透させる加工を施しています。

 

 

ウールの糸と繊維

 

 

生地の表面を撥水剤でコーティングすると織り目が詰まって通気性が悪くなってしまうのですが…このナノ加工なら繊維自体に撥水剤がくっつくので、通気性や放湿性、生地の風合いを損なうことがないのです!

 

撥水生地のアップ画像

 

このように、粗目の平織り地でも撥水性はばっちり。

蒸し暑いこれからの時期に、サラッと快適に着ていただけます!

 

 

撥水生地のアップ画像

 

 

さて、今回は撥水生地の魅力と特徴についてご紹介してきました。

 

雨を弾くだけでなく、汚れにも強い。さらに通気性と放湿性もばっちり!

梅雨シーズンにはもちろん、色々な場面で活躍できそうな撥水生地。

オーダーの際はぜひご検討ください!

 

 

 

 

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