BESPOKE MY LIFE

若松 佑弥若松 佑弥
PROFILE

若松佑弥(わかまつ ゆうや)1995年鹿児島県生まれ。TRIBE TOKYO M.M.A所属。パンクラス・フライ級トーナメント王者。18歳の時にプロ格闘家の夢を追い、上京。わずか2年後にはプロとしてデビューを果たした。1ラウンドで寝技による敗北を味わったが、その後、破竹の9勝8KOの戦績を収めた。2018年にはパンクラス世界タイトルに挑戦した後に、ONE Championshipと契約し、現在では世界を舞台にして戦っている。その活躍から日本総合格闘技のホープとして注目を集めている。

会話の中にこそ、クリエーションのヒントがある。会話の中にこそ、クリエーションのヒントがある。

「総合格闘技は一番強いぞ」地元の先輩からの一言がきっかけで始まった格闘技への道。

地元の鹿児島でまだ不良だった頃に、総合格闘技をやっている人とケンカになったことがありました。その時に寝技をかけられたのに何も抵抗が出来なくて。格闘技をやっている人とケンカをすると負けることを思い知らされました。

 

その当時、THE OUTSIDER(格闘技を通じて不良たちに更生の道を用意した、前田日明がプロデュースする総合格闘技大会)が流行っていて、地元の先輩から「総合格闘技は一番強いぞ」と教わったことで「じゃあ、やってみよう」と思い、上京してきました。

  • 大切なチームメイトとの別れがプロとしての覚悟を決めた。1大切なチームメイトとの別れがプロとしての覚悟を決めた。(1)
  • 大切なチームメイトとの別れがプロとしての覚悟を決めた。2大切なチームメイトとの別れがプロとしての覚悟を決めた。(2)
  • 大切なチームメイトとの別れがプロとしての覚悟を決めた。3大切なチームメイトとの別れがプロとしての覚悟を決めた。(3)

    Photographed by cherry chill will.                monochrome photography

大切なチームメイトとの別れが
プロとしての覚悟を決めた。

僕がプロになって、少し経った3年ぐらい前のことです。同じジムのチームメイトが交通事故で亡くなってしまって。それを機に、彼の分まで本気で格闘技に取り組まなければいけないと思い、改めてプロとしてやっていく覚悟が決まりました。

  • とりあえず世界に出てみたい。 そこで出会ったONE Championship。とりあえず世界に出てみたい。 そこで出会ったONE Championship。(1)
  • とりあえず世界に出てみたい。 そこで出会ったONE Championship。とりあえず世界に出てみたい。 そこで出会ったONE Championship。(2)

とりあえず世界に出てみたい。
そこで出会ったONE Championship。

一昨年のタイトルマッチで、試合に勝ったらUFC(世界最高として名高いアメリカの総合格闘技団体)に挑戦したいとずっと周りに言っていました。でも、試合には負けてしまって。その復帰戦でパンクラスのベテラン選手と戦い、KO勝ちをした試合にONE Championship(以下、ONE)のチャトリCEOが見に来られていて。そこでチャトリCEOにアピールをしたら、すぐ次の日に契約書が送られてきてデビューしたという感じです。ちょうどその頃はONE がすごく盛り上がっている時でした。

誰にも負けないパンチ力 KO勝ちへのこだわり。誰にも負けないパンチ力 KO勝ちへのこだわり。

誰にも負けないパンチ力
KO勝ちへのこだわり。

自分の最大の攻撃力といえばパンチ力。それだけは誰にも負けないと思っています。大舞台ではそのパンチ力を一番見せたいと思っているのでKO勝ちを狙って、いつも「KO、KO」と言っています。ただ、これからはサブミッション(絞め技や関節技等の総称)や、蹴りで相手を倒したり、色々な技を取り入れいきたいです。

  • 実力をつけてONEの目指す、堅実なヒーローになりたい。1実力をつけてONEの目指す、堅実なヒーローになりたい。(1)
  • 実力をつけてONEの目指す、堅実なヒーローになりたい。2実力をつけてONEの目指す、堅実なヒーローになりたい。(2)

実力をつけてONEの目指す、堅実なヒーローになりたい。

以前は試合を盛り上げるために、ヒール(悪役)になることもありました。その頃は役になりきることばかりに集中していたので...今はしっかりと実力をつけてONEの目指す、堅実なヒーローになりたいです。個人的には、あまりヒールになりたくないので、ファンの人に声を掛けられた時も嬉しいですし、気軽に写真撮影に応じています。

本当に欲しいものは買う。今はストリート系ファッションにはまっている。本当に欲しいものは買う。今はストリート系ファッションにはまっている。

本当に欲しいものは買う。今はストリート系ファッションにはまっている。

洋服はもともと好きです。いいものがあれば買いますが、浪費家にはなりたくないです。だから欲しいと思ったものを買うくらいです。特に最近はストリート系のファッションにはまっています。普段はスーツも着ないです。本当は着たいですが、どういうシーンで着ていいのか分からないです(笑)

とりあえず、すごくカッコイイ。とりあえず、すごくカッコイイ。

とりあえず、すごくカッコイイ。

以前、違うお店でスーツをオーダーした際に、仕上がったスーツが思い描いていたイメージと違った経験があって、最初は不安でした。でも、今回CLOTHOで作ったスーツはバッチリでした。シルエットも今っぽくてカッコいいし、理想通りのスーツが出来て、本当にカッコいいと思いました。またスタッフの方が色々とアドバイスしてくれて思い通りのスーツに仕上りました。

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CLOTHOスーツを着用して挑んだ対戦相手のキム・デファン選手との記者会見。

お店の雰囲気が堅苦しくなくて、オーダー時にも色々と相談に乗ってもらえるし、すごく楽しかったです。オーダースーツって聞くと堅いイメージがあるんですが、僕みたいに若い人達が気負わずお店に行けてオーダーができるのは大切だと思います。今回オーダーしたスーツも普段から着用したいですが、仕事柄なかなかできないので、ONEでのアフターパーティーや結婚式などで今後は着ていきたいです。

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次回は茶系のスーツやダブルのスーツにも挑戦してみたいですね。今回のスーツは流行を意識してオーダーしたので、次はクラシックな感じでオーダーしてみたいです。

LIFE STYLING by CLOTHO
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STYLING
POINT

「記者会見のときに、着用するスーツをつくりたい」

 

それが今回のオーダースーツのリクエストでした。
ファッションも好きな若松佑弥選手。

 

当初はダブルのスーツを検討されていましたが、ベスト付きのスリーピーススーツの方が貫禄もあって、より若松選手の強さを引き立たせると思いおすすめしました。

 

生地はGINZA TAILORのチャリティーシリーズとして定番の「絆」シリーズ。艶感や色も気に入っていただけました。

 

靴はローファーで合わせたいとのリクエストがありましたのでパンツの丈は短すぎず、長すぎない丈感でこなれ感を演出。ネクタイはCLOTHOのオリジナルタイでモザイク柄のブルータイをチョイスすることで着こなしに爽やかさを添えました。